2015年12月19日土曜日

むちゃくちゃ久しぶり…

もう、全然更新してなくて、閉じてしまおうかしらん、と思ったりしたこともあったのですが
投稿してみます。


最近は、演劇やミュージカルをめっきり観に行かなくなってしまい、
仕事上、コンテンポラリーダンス、
そして、趣味で文楽と能ばかり…。

年末は、私の通っていたバレエ教室に、NDTに行った子が帰ってきて
生徒さんのコンテンポラリーダンスの指導を行う、というので久々に
スタジオにも顔を出そうと思います。


そろそろ、備忘録を兼ねて、ブログを復活させますね~。

2014年10月23日木曜日

観劇記。10月

だいぶさぼってしまった。

ので、10月の観劇日記を。
10月は大分ぎょうさん見ました。が、書いてない奴もあります。
ごめんなさい。


10月1日(水)ビルのゲーツ
ヨーロッパ企画の演劇。久々にヒヤヒヤのシチュエーションじゃないヨーロッパ企画。小心者の私としては歓迎!上田さんの脚本の巧みさ、役者がむちゃくちゃしっくり着てる感じ、さすがヨロ企!

10月3日(金)To belong/suwung
北村明子さん振付のダンス。ラフィキ(by Lion King)のような女の人がいる〜!序盤〜中盤、ちょっとうとうとしてしまったけれど、終盤は圧巻。神様たちの戯れ、のようなシーンが凄すぎる。

10月10日(金)ファントム
久々ミュージカル。マルシアさんと吉田栄作さんの演劇力!演技力、と言うよりも演劇力!しかし、全体的に(特にクリスティーヌ!)の圧倒的歌唱力の弱さが感動に導けない原因か…。むむむ。

10月15日(水)xapaxnannan:私たちの未来のスポーツ
contact Gonzoは大好きなのだけれど、この作品は、中でも1、2を争う好きさ加減。賛否両論らしいけれど、ここまで真剣にばかばかしいこと(いい意味でね)をやってくれるのはとんでもなく素敵なのだ!

10月16日(木)文楽地方公演 昼の部/夜の部
なんだか、やってる方に集中力がないんちゃうん〜?っていうか、見ている私にそもそも集中力がないん違うん〜?文楽劇場で観る、とう行為にすっかり馴れきってしまっていることを痛感。いやいや、でも、ナレッジシアターでも近鉄アート館でも、楽しめたんだけどなあ。今回は全然散漫になっちゃった。なぜ?

10月19日(日)光のない。
地点は大好きな劇団。今回も、ま〜ったく内容を理解できないアホな私ですが、それでもとにかく地点が凄い、ということだけは伝わるのだ。

10月19日(日)透視図
維新派は、とにかく長いから…。でも、吉本さんのミニマリズムを極めた照明も、松本さんの世界観も、もういてもたっても居られないほどの。そして、水。舞台越しに観る大阪の街よ。私の元職場からとても近いところで、こんな素敵な舞台を繰り広げてくれるなんて。



とりあえず、今までのところ、こんな感じです。
私見に偏りまくりのコメントでごめんちゃい。

2014年9月20日土曜日

シェイクスピアから翻訳作品をちょっと覗く。


今年はシェイクスピア生誕450年だそうです。 
生きていたら450歳。 
って考えると、「ホンマに居はってんなぁ」と 
不思議な感慨。 

そんな訳で、今夏はシェイクスピアを2本観ました。 
どちらも「ハムレット」。 
私も大学時代、夏に「ハムレット」に出演したことが 
あるのです(遠い目)。 

ハムレット、いろんな人が訳されてますね。 
とある演出家の方が、面白いことを仰っていました。
「原作が1つきりでも、翻訳は100にも200の作品にもなる」と。 

翻訳作品の場合、ゼーッタイに越えられない壁がある。
それは、時代であり、環境であり、風俗風習であり。 
韻の踏み方であり、その地域の言葉が持つ抑揚であり。 
そのニュアンスを、完璧に伝えるなんてできないものね。

しかし、だからこそ翻訳ってジレンマがあり、同時に訳す醍醐味が 
あるんだろうな、と思う。 


正直言って、私はシェイクスピアがあまり好きではありません。
イギリスの作家があまり好きではなくて…。
でも、「ハムレット」の持つ多面性
ひいては、シェイクスピア作品の面白さ、を感じられるようになったのは
大人になったからなのか、何なのか。

まだまだ学ぶことがある。
なんて思う、2014年の夏でございました。

2014年9月2日火曜日

新しい舞台

先日、KAATでLost Memory Theatreを観てきました。
ふ・し・ぎ!
な、時間でした。

三宅純さんが主導で作品を創られたようで、音楽の世界観が
ありありと現れているようで。

舞台公演なんですが、ストーリーはなくて、
ダンスもあるけれど、芝居が主体。

という何とも摑み所のない舞台。

何かを追いかけようとすると、何も掴めないけれど
確かにそこにある。
というのは、花の匂いを嗅ぐ行為に似ているな、と思いました。


感動、とか、わかりやすい筋書き、とかではないけれど
舞台を味わう、という感じ。
外国の舞台みたいかな?
言葉もシナリオもわからないけれど、そこにある熱を感じる、みたいな。


漂う雰囲気を味わう、というのは、飴ちゃんをなめてるみたいですね。
嘗めれば嘗めるほど、小さくなって、ついには消えてしまう。
でも、甘やかな香りは残る。


今までの観劇形式では味わえない、なんだか不思議な舞台でした。


2014年8月20日水曜日

森優貴ワークショップ見学させていただきました

17日、森優貴さんのワークショップ@神戸、見学させていただきました。
ローティーンの女の子から、私くらいの年齢の方まで、皆さん
「この機会を逃してなるものか」という真剣なまなざし。

そして、6時間にわたるワーク、全く気を抜くことなく取り組まれる森さん。


森さん、ブレイクの時も
「次は何をやろう」「さっきはこんな風に運んで行った」と
振り返り、課題を見つけ、の繰り返し。
そんなにも真剣にワークショップに向き合っている、ということに
頭が下がります。


ワークショップ乱立のご時世。
「ちょっとその道に詳しい」というだけでも、簡単に開けてしまうのが
この、ワークショップ、というやつなのです。

でもね。


初めて会った人たちとの関係性。
それぞれスキルの違った人たちを、どうナビゲートしていくのか。
ワークショップに求めるものが人によって違う中、
自分は何を提供できるのか。

そもそも、人として、他者とどう向き合うのか。

これは、容易ではない問いです。
そして、この問いを立て、自分なりの解を持つワークショップのセンセーは
決して多くない。

子どもになめられる人、習熟の遅い参加者を見捨てる人、
仲良しだけで進める人、自慢話(武勇伝)で終わってしまう人、
「すいません、こんなで…」と弁解を始める人…。
たとえ、その人に踊りの能力が備わっていたからといって
ワークショップのファシリテートに長けている、とは限りません。

その意味でも、森さんの必死に取り組む姿勢は、とても真剣で、挑戦的で
はたで見ていてゾクゾクしました。

来年は…。
あるのかなぁ、森さんのワークショップ。


今回、参加できなかった皆様。
もし来年あるとすれば、ぜひ受けてみてくださいね。




2014年8月13日水曜日

身体を動かす、って…。

私事で恐縮ですが、
ひっさしぶり〜、に、バレエのレッスンを受けてきました。
どれくらい振りだろう、多分1年半くらいは踊ってなかった。

最後にGAGAをやったのも、1年ちょっと前だったし、
シアターダンスのワークショップも受けたけどそのときは
ついて行くので精一杯。振りを覚える脳みそ、どこへ行ったの〜
って感じだったので。


で、もう、本当に楽しかったです。
筋肉が落ちているので、身体はむちゃくちゃきついし
出来ていたことが出来なくなっているし
息もすぐあがるんだけど、プリエしているだけで
ニコニコ〜、ってなっちゃいます。

普段は、脳みそと指先(PCを使うから)しか使っていないので
おそらく生活がとってもアンバランスになるんですよね。
脳にばっかり血液が行く、というか。


やっぱり、バランス!
身体も、脳みそも、手先も、全部使わなアカンなぁ。
と、改めて思った本日でございました。

2014年8月11日月曜日

GAGA やります!@武庫川女子大学

投稿したと思っていたら、出来てませんでした(=_=;)

夏に開催してるGAGAの連日ワークショップです。

GAGA、バットシェバ舞踊団のレパートリー作品を踊るクラス、に加え
GAGAを深く知るための「GAGAメソディカル」も実施します。

メソディカルは、多分日本初かな?

今回の会場は女子大ですが、男性の先生です(笑)。
シャハ・ビンヤミンさん。バットシェバ舞踊団の現役メンバーです。


お問い合わせは、GAGA JAPANまで。






GAGAワークショップ+レパートリー振付
武庫川女子大学



Aコース 2014年9月13(土)14(日)15(月) 10:00〜17:00
Bコース 2014年9月19(金)20(土)21(日) 10:0017:00

内容
 10:0011:30 GAGAダンサー
 12:0014:00 レパートリー振付(バットシェバ舞踊団作品を習う)
 15:0016:30 GAGAメソディカル(GAGAを詳しく理解できるクラス)
 16:3017:00 Q&A



[参加費]
[A もしくは B 3日間コース]  25,000円 / 学生割引 20,000円
[A+B 6日間コース] 45,000円 / 学生割引 38,000円
[GAGAのみ もしくは GAGAメソディカルのみ単発受講] 3,000円
[1日単発受講] 9,500円

[対象]
舞踊歴 3年以上, 17歳以上のダンサー(ダンスのジャンルは問いません)
*基本的なダンス経験がない方の場合ダンステクニックの経験なく受講することになり、怪我をする危険がありますので、ダンス経験者のみの受講になります。

[持ち物]
動きやすい服装をご用意ください。ダンスシューズは必要ありません。

[会場]
武庫川女子甲子園会館(上甲子園キャンパス甲子園会館西ホール)




イスラエル、今、情勢が揺れていますね。
パレスチナのことを思うと、平静でいられない気持ちもありますし、
そう思う方のことを尊重したいとも思います。

私は、アートは残された一本の手だと思っています。
その手が何を掴むのか、誰と握手するのか、何を示すのか。
政治を冷ややかに映しだすと同時に、政治から自由でなければならない
と思います。