舞台を観て、書く。
私の仕事には、そういう機会が結構あります。
観たものを書くのは難しい。
観たもの、感じたことは、その人の主観なので、論理的に書こうと
しても、なかなか言葉が及ばなかったり、省略しすぎたり、という
ことがあります。
そんなときは、他人の目で文章を直してもらうことが、とても大切。
一方で、「観ないと書けない」表現、というのは必ずあります。
内容自体に、編集者(他者)の手が入るのは、まずい。
これは、したらあかんことです。
観てない人には、書けそうで書けないことがある。
「きっとこうやったんやろ?」という推測でも、絶対にそこは
書いたらあきません。
それは、食べたことのないものについて、さも食べたかのように話す
のと同じです。
それは駄目でしょ。
でも、書くことになると、やってしまう人は結構居るんです。
まず、観てください。
まずい芝居でも、どうしようもないダンスでも、もちろんすばらしい
舞台でも、なんでも、観てないのに批評したらあきません。
いつも観てるカンパニーでも、今回観てなかったら
その舞台の感想は、言えないのですよ(これ、案外やっちゃう人
多いように思います)。
この、流通とインターネットの普及しまくった世界なのに、
特定の場所で、特定の時間に、限られただけが、高いお金を払ってしか
体験できないことがある。
なんと贅沢な体験なのでしょう。
あなたはそこで観たものについて、感想を言う権利があります。
何を感じるのも自由です。
面白かったら、それをじっくり味わうのもよし、人に言いまくるのもよし。
つまんないと思ったら、思いっきり怒っていいんです。
願わくは、「こいつ、観てないな」というものに気づく心の感度を
あげて行きたいし、あがって行ってほしいな、と思う。
観たから出来ることがある。
観ないとしたらあかんことも、ある。
2014年7月20日日曜日
2014年7月19日土曜日
「演劇」について、思うこと。
今、とある演劇公演に携わっています。
稽古場では散漫に見えた劇世界が、
舞台装置の上に場所を移し、照明や音響が入ることで
一本芯の通った「作品」になる瞬間を目の当たりにするのは
裏方冥利に尽きる瞬間。
でも一方で、
「演劇」として表現をする必要があるの?と思ってしまう作品に
出会うことも、けっして少なくはないのです。
「これやったら、小説の方がいいやん」
「これやったら、歌ってたらいいやん」
「これやったら、家で一人でやっとき」
正直、怒りながら劇場を出ることも、しばしば。
人はどういうか知らない。
でも、私は「演劇でなければならない!」という切実な作品を見たい。
例えば、小説や誰かの人生を本歌取りにした作品だったとして
「これなら本読んでるのと一緒だ…」「ドキュメンタリーテレビ
みたいだなぁ」と思うような芝居に、演劇としての魅力を感じないのです。
あと、滑舌が悪いのもイライラする。
滑舌が良すぎて、台詞がカキカキしてるのは嫌だけど
長音、ハ行、同じ母音が続くとき、などしっかり喋れないのがすごく
気になる…。
だんだん愚痴みたいになってきたけど
自分がどこに重点を置いて舞台を観るか、と言うのは
考えてみると面白いことです。
自分なりの善し悪しの評価基準が時代の潮流と違うこともあるかもしれないけど
軸を持っている、というのは、俳優にも観客にも
もしかしたら結構大事なことなのかも知れません。
稽古場では散漫に見えた劇世界が、
舞台装置の上に場所を移し、照明や音響が入ることで
一本芯の通った「作品」になる瞬間を目の当たりにするのは
裏方冥利に尽きる瞬間。
でも一方で、
「演劇」として表現をする必要があるの?と思ってしまう作品に
出会うことも、けっして少なくはないのです。
「これやったら、小説の方がいいやん」
「これやったら、歌ってたらいいやん」
「これやったら、家で一人でやっとき」
正直、怒りながら劇場を出ることも、しばしば。
人はどういうか知らない。
でも、私は「演劇でなければならない!」という切実な作品を見たい。
例えば、小説や誰かの人生を本歌取りにした作品だったとして
「これなら本読んでるのと一緒だ…」「ドキュメンタリーテレビ
みたいだなぁ」と思うような芝居に、演劇としての魅力を感じないのです。
あと、滑舌が悪いのもイライラする。
滑舌が良すぎて、台詞がカキカキしてるのは嫌だけど
長音、ハ行、同じ母音が続くとき、などしっかり喋れないのがすごく
気になる…。
だんだん愚痴みたいになってきたけど
自分がどこに重点を置いて舞台を観るか、と言うのは
考えてみると面白いことです。
自分なりの善し悪しの評価基準が時代の潮流と違うこともあるかもしれないけど
軸を持っている、というのは、俳優にも観客にも
もしかしたら結構大事なことなのかも知れません。
2014年7月18日金曜日
ちょっと遅くなりましたが…。マイ奈良掲載!
さて、7月号の「My奈良」のLife Styleという紙面に
原稿を掲載しています。
毎回、その人の人生の岐路やお仕事について伺うコーナー。
今回は、公共ホールで企画の仕事をしておられる方を
取り上げました。
私のかつての大先輩でもあります。
今回は、「書く」という仕事について、見つめ直すことに
なりました。
というのも、ギリギリで全面書き直しのハプニング!
毎回、「自分には、この人はこう見える」ということを
突き詰めて、こだわって書いているのですが、
「面白い」記事が、「いい」記事だとは限りません。
それで書かれる側が「これは残念な記事です」と仰れば
私は書き直します。
もちろん、ライターの中にはご自身の方向性を貫く方も
居られるでしょう。
けれど、私にとってはこのページは取材相手との共同作業。
「この記事では嫌です」ということになれば、また新たな
切り口を見つける他無いのです。
と言うわけで、今回はかなり土壇場の踏ん張りで書きました。
渾身の原稿が没になったのは辛かったけれど、
とても良い経験だったなぁ、と思います。
そして、私にとっては尊敬すべき方です。
「制作」という仕事について、少しはご紹介できたかな??
2014年7月17日木曜日
つづいて…。森優貴さんのワークショップ in 神戸!
8月は、森優貴さんのワークショップもありますよ。
毎年恒例の行事!
といっても過言ではない森さんのワークショップ。
こちらは、私のお友達でもある田村ゆう子さんの
オーガナイズです。とってもハートフルな女性なんです♪
そして、森さんもすごくフェアな方で、
ぜーったいに手抜きせずに一人一人を見てくださいます。
私も去年、ワークショップを見学させていただいたのですが
なんというか、「フェア」という言葉がぴったり来るのです。
受講者一人一人を尊重(respect)しておられるのがとても
伝わってきます。
だから、みなさん落ち着いて課題に取り組んでおられました。
森さんも、毎年神戸に戻っていらっしゃるのをとても
楽しみにしているんだそうです。
ぜひ、こちらもご参加検討してみてくださいね。
ドイツ、レーゲンスブルク歌劇場芸術監督/ 振付家 森優貴氏による
コンテンポラリーダンスワークショップです。
【日時】8月15日(金)〜17日(日)
10:00-11:30 クラスA
11:30-13:00 クラスB
14:00-17:00 クラスC
【内容】
〈クラスA・B〉(対象者:初級〜上級 中学生以上)
身体の使い方を考えるクラスです。
〈クラスC〉(対象者:中級以上、舞踊歴5年以上)
クリエイションのクラスです。作品を踊ります。詳しい内 容は当日、
【日時】8月15日(金)〜17日(日)
10:00-11:30 クラスA
11:30-13:00 クラスB
14:00-17:00 クラスC
【内容】
〈クラスA・B〉(対象者:初級〜上級 中学生以上)
身体の使い方を考えるクラスです。
〈クラスC〉(対象者:中級以上、舞踊歴5年以上)
クリエイションのクラスです。作品を踊ります。詳しい内
森が集まった受講生を見て決めます。
【会場】
神戸アートビレッジセンター
【受講費】
〈クラスA及び、B〉1回 3,000円
3日間7,500円
〈クラスC〉1回 4,500円
3日間 11,000円
〈クラスA(またはB)とクラスC〉
1日 6,500円
3日間 18,000円
〈全クラス参加〉
1日 8,000円
3日間 20,000円
【申し込み方法】
以下を内容を明記の上、メールをお送り下さい。
1.名前
2.参加日程・クラス
3.メールアドレス
4.電話番号
〈送り先〉田村ゆう子
yktmr7.28@leto.eonet.ne.jp
又は0905040までお電話下さい。
お申し込み後、確認メールが返信されます。
申し込み後、数日しても確認メールが来ない場合は、
【会場】
神戸アートビレッジセンター
【受講費】
〈クラスA及び、B〉1回 3,000円
3日間7,500円
〈クラスC〉1回 4,500円
3日間 11,000円
〈クラスA(またはB)とクラスC〉
1日 6,500円
3日間 18,000円
〈全クラス参加〉
1日 8,000円
3日間 20,000円
【申し込み方法】
以下を内容を明記の上、メールをお送り下さい。
1.名前
2.参加日程・クラス
3.メールアドレス
4.電話番号
〈送り先〉田村ゆう子
yktmr7.28@leto.eonet.ne.jp
又は0905040までお電話下さい。
お申し込み後、確認メールが返信されます。
申し込み後、数日しても確認メールが来ない場合は、
お手 数ですがご連絡ください。
森優貴氏(レーゲンスブルク歌劇場ダンスカンパニー芸術
森優貴氏(レーゲンスブルク歌劇場ダンスカンパニー芸術
レーゲンスブルグ劇場公式ウェブ
www.theaterregensburg.de
www.facebook.com/
森優貴ウェブ
http://
一夜限り!の平山素子さんワークショップ in 名古屋!
みなさま、ご無沙汰しております。
朗報がございます。
平山素子さんのワークショップ、開講です!!
といっても、今回は名古屋。そして一日!
短い〜!とお思いかも知れませんが、その分、
ご予定の調整がつけられる方も
多いかも知れません。
ぜひぜひ、ご参加ください。
因みに、今回の主催は、わたくしではございません。
年明けの「象の会」に出演頂いた、あの!!三輪亜希子さんなのです〜!
ぱちぱち。
と言うわけで、私も微力ながらお手伝いさせていただきます。
関西の方も、関東にお住まいの方も、もちろん中部の方も、
ぜひこの機会にご参加ください。
三輪さんからのご案内、下記の通りです。
お申し込みの方は、eldeseo3@gmail.comに、
件名を「名古屋 平山素子WS」として
・お名前
・ご連絡先
・ダンス歴(あれば。ジャンルと年数)
をお知らせください。
お知りになりたいことがある方も、
件名を「名古屋 平山素子WS」として
内容をお知らせください(お名前もお書き添えくださいね)。
質問して「やっぱり辞めます」というのもOKですので、お気軽に♪
ダンス歴が短くて自信無いわ〜、という方が毎回居られますが
平山さんは、参加者の動きを見て内容を考えてくださるので、
思い詰めずに(!)ご参加くださいね。
周りの人が踊れてようが踊れてまいが、
ご自身のために参加していただくのですから。
踊りに自信がない人をほったらかしにしたり、
嫌そうな顔で見たりするような
ワークショップには絶対になりませんから、ご安心ください
(そんな講師やメンバーがいるワークショップは、絶対繁栄させたく
ないです。コーディネーターとして切に思っています)。
もちろん、「踊るの大好き!!」「もっとレベルアップしたい」
という方には、びっしびししごいてもらえる2時間になると思うので、
覚悟してきてください(笑)。
素子さんも、三輪さんも、そして福島も、皆様のご参加をお待ちしております!
******************************************************
☆平山素子ダンスワークショップ開催☆
日時:7月31日(木)19時~21時
場所:お申し込み頂いた方に直接お知らせします(名古屋市内あるいは近郊)
金額:2000円
朗報がございます。
平山素子さんのワークショップ、開講です!!
といっても、今回は名古屋。そして一日!
短い〜!とお思いかも知れませんが、その分、
ご予定の調整がつけられる方も
多いかも知れません。
ぜひぜひ、ご参加ください。
因みに、今回の主催は、わたくしではございません。
年明けの「象の会」に出演頂いた、あの!!三輪亜希子さんなのです〜!
ぱちぱち。
と言うわけで、私も微力ながらお手伝いさせていただきます。
関西の方も、関東にお住まいの方も、もちろん中部の方も、
ぜひこの機会にご参加ください。
三輪さんからのご案内、下記の通りです。
お申し込みの方は、eldeseo3@gmail.comに、
件名を「名古屋 平山素子WS」として
・お名前
・ご連絡先
・ダンス歴(あれば。ジャンルと年数)
をお知らせください。
お知りになりたいことがある方も、
件名を「名古屋 平山素子WS」として
内容をお知らせください(お名前もお書き添えくださいね)。
質問して「やっぱり辞めます」というのもOKですので、お気軽に♪
ダンス歴が短くて自信無いわ〜、という方が毎回居られますが
平山さんは、参加者の動きを見て内容を考えてくださるので、
思い詰めずに(!)ご参加くださいね。
周りの人が踊れてようが踊れてまいが、
ご自身のために参加していただくのですから。
踊りに自信がない人をほったらかしにしたり、
嫌そうな顔で見たりするような
ワークショップには絶対になりませんから、ご安心ください
(そんな講師やメンバーがいるワークショップは、絶対繁栄させたく
ないです。コーディネーターとして切に思っています)。
もちろん、「踊るの大好き!!」「もっとレベルアップしたい」
という方には、びっしびししごいてもらえる2時間になると思うので、
覚悟してきてください(笑)。
素子さんも、三輪さんも、そして福島も、皆様のご参加をお待ちしております!
******************************************************
☆平山素子ダンスワークショップ開催☆
日時:7月31日(木)19時~21時
場所:お申し込み頂いた方に直接お知らせします(名古屋市内あるいは近郊)
金額:2000円
2014年6月17日火曜日
ミュージカル熱、再燃!!
最近、ミュージカルへの情熱が再燃しています。
四季の舞台監督助手をしていたとき、デビューを見届けた俳優さんが
メインキャストで出演するようになって、再びミュージカルを
よく観るようになりました。
しばらく、遠ざかっていたんですけれどね。
ブロードウェイやウエストエンドの作品が好きだったのですが
あのゴージャスさにちょっと辟易したりもして。
数年前にニューヨークに行った時、ブロードウェイの疲弊感を
感じたりもしたので、それほど魅力的に感じなかったのです。
けれど、久々に『Lion King』を観たら、ずっと劇中歌が耳を
離れないのです。そして、曲が頭を回りだすと、そのときの情景が
浮かぶのです。
日々、色んな曲が頭の中を流れ、色んなシーンを思い出し…。
こういう体験は、ミュージカルならではのもの。
そして、いいミュージカルの証拠が、これだと思うのです。
日本語ではミュージカルは難しい、と言いますが、
日本のオペラはお能とバレエ、ミュージカルは歌舞伎と文楽である、
と私は思っています。
コンテンポラリーダンスをやっている方には、ぜひお能を観て欲しいと
思いますし
伝統芸能の方達が、もっと現代の舞台に触れてくれるようになればな、
と思っています。
なかなか難しいんですけどね〜。色々、細かいことが。
そんな話も、また書きますね。
2014年4月13日日曜日
My Nara(マイ奈良)4月号に掲載しています
4月1日に発行された、「マイ奈良」4月号の、
Life styleというページで、奈良ホテルの「ザ・バー」ヘッドバーテンダーの
宮﨑剛志さんのインタビュー記事を掲載していただいています。
宮﨑さんは、奈良ホテルで働く傍ら、独学でお酒について学び
カクテルのコンペティションで国内1位、世界3位の成績を収めた方。
切れ者、という眼光鋭い武士のようなたたずまいと、
ホテルマンならではの物腰の優雅さを持ち合わせた、とっても魅力的な
方です。
20年のホテルマンとしての活躍と、
世界に名を残すバーテンダーとしての活躍。
その裏には、
夢を絶対に諦めない、という熱い思いと、
日々、夢に向かって努力する真摯な姿勢と、
毎日の、目の前の仕事をおろそかにしない誠実さが、
びっちりと詰まっていました。
飲ませていただいたカクテル(世界3位を取ったときに作った、
宮﨑さんを代表するシグニチュアカクテル)「シロック・ヴィンヤード」は
そこはかとなく薔薇の香りのする、優しいカクテルです。
奈良に行かれる際には、ぜひ、奈良ホテルの「ザ・バー」で
この一杯を飲んでいただきたいな、と思います。
本当に美味しいですよ。
次回は7月1日のマイ奈良にて。
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