ちょっと前からの観劇録です。
まず1月20日、黒沢美香さんの「鳥日」。
しんしんと雪降る中、二子玉川の旧小坂家住宅へ。昭和初期の世田谷の豪邸らしく、重厚な
建物。の、中に展示されているオブジェクトだと思ったら、それが衣装を着た黒沢美香さん、
というなんとも衝撃的な幕開き。
およそ20名ほどの観客に見つめられながら、邸宅の中を行きつ戻りつ踊る美香さん。
踊り手の周りを取り囲むように、それを見つめる観客。美香さんが動けば、皆は接触する
ことを避けるが、見つめることをやめない。
家の中に迷い込んだ鳥=異物、のようで、なんとも哀しく、美しく、自分の「見る」という
行為の「残酷さ/温かさ」を感じました。
踊る側はもちろんのこと、見ている間に観客の集中力がどんどん高められて行くのを
ビシビシ感じました。自分の感度が上がって行くのは、凄くエキサイティングな体験で、
こんな空間を作ることのできる黒沢美香さん、今更ながら本当に素晴らしいダンサーです。
その後、青山ダンシングスクエアの平山素子さん振付公演へ。
公演というより発表会の感は拭えませんでしたが、平山作品はさすがのクオリティで、
ぴーんと張りつめたその緊張感は、あの公演の中では異色でした。出演者の4名が、
肉体改造したの?というくらい、身体の印象が違っていて、不思議な感じ。
その次の、柳本さんと青木さんのコンテンポラリーも素敵でした。
バレエやジャズに出演している方を観にいらした皆さんは「???」という感じで観て
いらっしゃいました。そう言う意味では、この層とどういう”融合”をして行くべきか…と
考えるところもあり…。
ふと振り返れば、もう半月ほど前のことなんですね〜。
こっ、こまめに更新するようにします。反省。
建物。の、中に展示されているオブジェクトだと思ったら、それが衣装を着た黒沢美香さん、
というなんとも衝撃的な幕開き。
およそ20名ほどの観客に見つめられながら、邸宅の中を行きつ戻りつ踊る美香さん。
踊り手の周りを取り囲むように、それを見つめる観客。美香さんが動けば、皆は接触する
ことを避けるが、見つめることをやめない。
家の中に迷い込んだ鳥=異物、のようで、なんとも哀しく、美しく、自分の「見る」という
行為の「残酷さ/温かさ」を感じました。
踊る側はもちろんのこと、見ている間に観客の集中力がどんどん高められて行くのを
ビシビシ感じました。自分の感度が上がって行くのは、凄くエキサイティングな体験で、
こんな空間を作ることのできる黒沢美香さん、今更ながら本当に素晴らしいダンサーです。
その後、青山ダンシングスクエアの平山素子さん振付公演へ。
公演というより発表会の感は拭えませんでしたが、平山作品はさすがのクオリティで、
ぴーんと張りつめたその緊張感は、あの公演の中では異色でした。出演者の4名が、
肉体改造したの?というくらい、身体の印象が違っていて、不思議な感じ。
その次の、柳本さんと青木さんのコンテンポラリーも素敵でした。
バレエやジャズに出演している方を観にいらした皆さんは「???」という感じで観て
いらっしゃいました。そう言う意味では、この層とどういう”融合”をして行くべきか…と
考えるところもあり…。
ふと振り返れば、もう半月ほど前のことなんですね〜。
こっ、こまめに更新するようにします。反省。
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